「家を買うぞ!」と思った矢先に直面する、土地選びやハウスメーカー選び。
一生に1度の大きな買い物であり、人生の大半を過ごす大切な家の購入は、絶対に後悔したくないですよね!
住宅を購入する際に考えることは、大きく分けて以下の2つです。
- 土地
- ハウスメーカー
「このハウスメーカーがいい!」と決めている方以外は、地域によって金額の差が出やすい土地(おおざっぱなエリア)から考えることをおすすめします!
土地選びのポイントは、以下の記事で解説しています。
我が家の場合は、「家族を守ってくれる家」をコンセプトに家づくりをしました。
このように、コンセプトがあるとハウスメーカーを選ぶ基準を作りやすいですよ!
今回は、ハウスメーカーを悩みに悩みまくり、大手ハウスメーカーから地元工務店まで30社以上見学・検討した筆者が、ハウスメーカーをどのように決めたらいいか迷っている方向けに、ざっくりと解説していきます。
情報収集をしてからハウスメーカーをしぼろう!
ハウスメーカーは、HouseとMakerの頭文字を取って「HM」と略されることも多いです。
ハウスメーカーをHMと略しているのをインスタでよく見ますね。
ハウスメーカーを選ぶポイントは、「家族でどんな家に住みたいか」を考えること!
大手有名メーカーから地元に密着した工務店・パワービルダーと数多くあるハウスメーカーの中で、たった1つを決める必要があります。
ハウスメーカーそれぞれで家作りの特徴が異なりますので、「家が建ったらどんな生活をしたいか」を家族で相談することが大切です。
今はSNSで家アカウントがたくさんあります!
情報収集しやすく、家族に共有するのも簡単ですよ♪
家の購入自体を迷っている場合は、住宅展示場へ足を運ぶのもいいのかもしれません。
- とりあえず住宅展示場に行こう
- まずは資料請求しよう
ただし、損をするかもしれないため、いったん行動するのは待ちましょう。
住宅展示場や資料請求する前に、以下をチェックしてみましょう。
- 実家のハウスメーカー
- 周りに家を建てている人がいないか
- イベントがあるか
上記を確認する前に、住宅展示場へ行ってしまったり、資料請求をしてしまったりすると、紹介割引やイベント参加特典などが受けられなくなる可能性があります!
実家や友人など、周りに家を建てている人がいるかチェックしてみてください!
我が家はとにかく資料請求したのですが、それが原因でイベント参加特典を受けられなくなってしまったことがありました……。
資料請求をしても知識がない時点のわたしには各社で何が違うか、まったくわかりませんでした。
また、住宅展示場の来場や資料請求をした時点で、担当者が自動で決まってしまう可能性もあります。希望のハウスメーカーだったとしても、合わない担当者だとちょっぴり嫌な気持ちになってしまうかも。
ハウスメーカー選びのポイントとは
ハウスメーカーを選ぶポイントは以下の5つ。
- 工法
- 予算
- 間取り・デザイン
- 性能
- 担当者との相性
それぞれ解説していくので、あなたや家族だったらそれぞれのポイントに対してどうしたいかを考えてみましょう!
このポイントを元に、どんな家に住みたいかというコンセプトを考えてみてください!
1.工法
家はさまざまな工法で建てられます。かなり大きく分けると以下の通りです。
- 木造
- 鉄骨造
家の骨組みに使われる素材の違いです。
木造と鉄骨造の中でもそれぞれ工法があり、耐震性や断熱性・間取りの自由度が変わってきます。
一条工務店のi-smartは木造の2×6(ツーバイシックス)という「枠組壁工法」で建てられています。
間取りの自由度や窓の大きさが限られてきますが、我が家は「地震に強い工法だから」というのも、一条工務店を選んだ理由の1つです。
工法について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね!
ハウスメーカーによって工法が異なるため、希望の工法があれば採用しているハウスメーカーをしぼることができます!
2.予算
ハウスメーカーや商品によって、1坪あたりの価格帯の目安が変わります。
頭金や土地代・外構費用なども含めた予算で、ハウスメーカーをしぼりこむことも可能です。
長く過ごす家だから、限られた予算内で建物と土地のどちらを優先するか、という葛藤もあるかと思います。
住宅ローンを借りられるとしても、生活に支障をきたすことがないように注意してくださいね!
「購入の予算に合うから」という理由で、見積り後に大幅値引きがあっても、妥協は後悔の原因になるためおすすめしません。
今は共働きだけれど、今後は片方が仕事を辞める可能性がある場合、1人で住宅ローンを払い続けられるかどうかもポイントです。
ある程度までハウスメーカーをしぼることができたら、実際に見積書を作ってもらって比較するとわかりやすいです。
見積書を見る際には、必要な住宅設備や採用したいオプションまで入っているかどうか確認しましょう!
3.間取り・デザイン
外壁や屋根・間取りの自由度はハウスメーカーによって大きく異なります。
ダウンフロアや大きい窓・大きな吹き抜け・柱のない大空間などは、耐震性能に大きく関わるため、採用できるハウスメーカーが限られる可能性も。
絶対に採用したい間取りやデザインがある場合は、できるかどうか事前にチェックを!
家にいてときめきがあると幸せです!
お気に入りのデザインや間取りを採用することを強くおすすめします。
SNSでさまざまなデザインや間取りを探してみるのもいいですね!
4.性能
家における性能とは以下の通りです。
- 断熱性
- 気密性
- 耐震性
- 省エネ性
- 防火性
- 防犯性
地震の揺れに対して強い耐震性は有名ですね!
家で過ごす時間がより安心できるように、性能もチェックしておきましょう!
一般的に戸建ては、賃貸住宅よりも広くなることが考えられるため、電気代が上がる傾向がありますが、断熱性が高い家であれば抑えられる可能性もありますよ!
我が家は性能を重視して、室温や湿度をコントロールすることで、窓を開けない暮らしを選択しました。
空き巣の住宅への侵入は窓の閉め忘れが多いと聞き、窓を開けないことで防犯性もアップします!
5.担当者との相性
担当者との相性は、ハウスメーカー選びで最も大切だと言っていいかもしれません。
軽い気持ちで住宅展示場に行ってみたら、いい担当者に出会えて契約したという声もあります!
運命感じちゃいますね。
担当者の変更ができるハウスメーカーは多くありますが、会社自体の方針や対応力がなんとなくわかることもあります。
コンセプト作りが大切!
ハウスメーカー選びは泥沼化することも多いです。
また、大手ハウスメーカーであっても、自分や家族にぴったりとは限りません。
- 工法
- 予算
- 間取り・デザイン
- 性能
- 担当者との相性
それぞれのポイントの中で、どれを重要視したいのかは人それぞれです。
我が家の場合は、「家族を守ってくれる家」をコンセプトに家づくりをしました。
上記のポイントでいうと、地震に強い「工法」に重きを置いています。
コンセプト作りがとっても大切!
このコンセプトを元に、担当者との打ち合わせで災害時の停電に備えて「太陽光発電」と「蓄電池」を搭載することで、一条工務店に決めました。
偉そうに言ってますが、実際はいろんなハウスメーカーを見て回ってからこのコンセプトにたどり着いています。
ぜひ、この記事を参考に家を建てるコンセプトを考えてみてください!
ハウスメーカーによってまったく違うことも多いため、以下の記事もあわせてチェックしてみてください!
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