マンションと戸建てどちらがいい?メリットとデメリットを解説します!

マンション戸建て

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結婚や出産など、家族構成や生活スタイルの変化によってマイホームを考え始めているあなたが最初に悩むのは「マンションと戸建てどちらにするか」ではないでしょうか?

結論から言うと、マンションと戸建てのどちらを選んだからといって正解はありません!

マンションと戸建ては、それぞれに特徴が異なります。
家族の生活スタイルや考え方に合わせて選びましょう!

  • マンションのメリット・デメリット
  • 戸建てのメリット・デメリット
  • どちらがおすすめか

この記事では、マンションと戸建てのどちらがいいか悩んでいる人向けに、それぞれのメリットとデメリット、選ぶポイントを詳しく解説していきます!

目次

マンションの特徴とは?

マンションおすすめ

マンションは駅から近かったり、エリアの選択肢が多かったりと、「利便性が高いエリアに住みたい」と考えている人におすすめです。
また、オートロックがついていることが多いため、防犯面の安心感があります。

高山さとみ

戸建ては我が家も含め、玄関前に階段や段差があることが多いです。
マンションは段差がないことも多く、玄関までベビーカーや車いすで入れることができます!

  • 好立地に住みたい
  • セキュリティを重視したい
  • ワンフロアに住みたい
  • 公共交通機関を主に利用する

マンションは上記のように利便性を重視した方に向いています。

駐車場は別料金がかかることが多いため、車を持たないという選択をする人も。
駅から近い物件も多いため、普段公共交通機関で移動することが多い人には大きなデメリットではありません。

マンションのメリット

マンションメリット

それぞれのマンションによって特徴が異なりますが、一般的なマンションのメリットは以下の通りです。

  • 好立地が多い
  • セキュリティや構造の安全性が高い
  • 管理が楽
  • ワンフロアで暮らせる
  • 共用設備や施設が充実

マンションは利便性が高いことが特徴です。
それぞれ解説していきます!

好立地が多い

駅から近いことや、利便性が高い駅の周辺に住むためのハードルが価格面で低いです。

高山さとみ

立地でマンションを選択する方も多いのではないでしょうか?

好立地なマンションであれば、通勤・通学時間の短縮にもつながり、趣味や家族で過ごすための時間に回すことができそうです!

主要駅であれば、スーパーやコンビニ・病院など、日常生活に必要な施設も近く便利です。

セキュリティや構造の安全性が高い

オートロックがついていることが多いことに加えて、共用部には各所に防犯カメラが設置されていること、住んでいる部屋を特定されにくく、戸建てに比べてセキュリティ性が高いです。

高山さとみ

24時間警備をしてくれるところもあります。

マンションは鉄やコンクリートで建てられることが多く、耐震性や防火性が高いことから、構造の安全性も高い傾向があります。

管理が楽

管理費を月々支払うことで、管理会社が共用部分の管理を行ってくれます。
管理会社が管理を行うことから、設備の管理が適切で、マンションの資産価値にもつながります。

高山さとみ

管理会社が快適な環境を保ってくれるため、気持ちよく過ごせますね。

ワンフロアで暮らせる

一般的にマンションは、階段がないワンフロアであることが多いです。
階段の上り下りをする必要がないため、小さい子どもやお年寄りも安心できます。

マンションは世代を問わずに住めるように設計されていることから、老後も考慮した設計となっています。
特に最近のマンションは段差がほとんどないため、ベビーカーや車いすでの移動も便利です。

また、ベランダも同じフロアのため、洗濯物を干す場合に、階段を上り下りする手間もありません。
家事動線がスムーズで、家事の時短につながります。

共用設備や施設が充実

インターフォンにモニターがついていることや、宅配ボックスがあるマンションが多いです。
また、24時間ゴミ出しができるマンションも多く、設備があるマンションではゴミ出しのために曜日や時間を気にする必要がありません。

敷地内に公園やキッズスペース・ゲストルームが用意されていたり、ジムやスパが併設されていたりと、充実した設備があるマンションもあります。来客時には、ゲストルームを使用することで、プライバシーを保つこともできます。

災害時には、備蓄庫があるマンションもあるため、災害への備えも充実している場合があります。

マンションのデメリット

マンションデメリット

メリットが複数ある一方で、マンションにはデメリットも存在します。

  • 騒音・隣人トラブル
  • 駐輪場・駐車場代がかかる
  • 管理費・修繕積立金の支払い
  • 自由度が低い

マンションのデメリットをそれぞれ解説していきます。

騒音・隣人トラブル

階数や位置にもよりますが、基本的には上下階と両隣には、他の世帯が居住しています。そのため、騒音に気をつけながら生活する必要があります。逆に、隣人の生活音が気になる可能性も。

最近では、遮音性能を上げた作りになっているマンションも多いですが、子どもがいる家庭や、帰宅時間が遅い場合には、戸建てに比べると配慮が必要です。
ペット可のマンションであっても、騒音トラブル防止などの理由から、大型犬は禁止としているところも多いため、飼いたい犬種やペットの種類が限られる可能性があります。

また、騒音によって隣人からクレームが来てしまい、トラブルに発展してしまうことも考えられます。
隣人との価値観やライフスタイルの違いによっても、家の距離が近い分、トラブルが起きやすいため、注意が必要です。

駐輪場・駐車場代がかかる

好立地のマンションであっても、自転車や自動車を持ちたいという方も多いですよね。

マンションは駐輪場代や駐車場代がかかることが多く、スペースが限られていることから、自転車や自動車を置くことができない、または、希望の場所が埋まってしまっている可能性も。

高山さとみ

機械式の駐車場だと、車の大きさの制限もあり、車種の選択肢が少なくなる場合もあります。

住宅ローンに加えて駐輪場代や駐車場代が発生するため、自転車や自動車を複数台所有する方には費用負担が大きくなります。

管理費・修繕積立金の支払い

マンションの購入費とは別に、管理費と修繕積立金の支払いが必要です。

「管理費」とは、マンションを管理するために支払う費用で、管理会社がマンションの管理をしてくれる代わりに支払いが必要です。
「修繕積立金」とは、マンションを修繕する将来のために、貯めておくお金をマンション組合に支払うものです。

高山さとみ

修繕積立金は築年数に応じて高くなっていく傾向があります。

自身で共用部分を管理する必要や、将来の修繕に向けて1度に高額な支払いが必要がないというメリットもありますが、住宅ローンの月々の支払いに加えて負担が大きくなります。

自由度が低い

マンションは部屋ごとに決まった間取りや設備になることから、自由に間取りや、キッチンやトイレ・お風呂などの住宅設備を自分で決めることが難しくなります。
後にリフォームをしたいと考えていても、管理規約の中でしか行うことができないため、戸建てに比べると自由度が低いです。

また、戸建てと比べると居住面積が狭いことが多く、家族計画や生活スタイルによっては手狭に感じることもあるかもしれません。
先述した通り、ペットは大型犬が禁止されているマンションも多くあり、大型犬と暮らしたいと考えている場合には、注意が必要です。

戸建ての特徴とは?

戸建ておすすめ

戸建ては隣の家庭との距離がある分、騒音を気にせずに日常生活を送りやすくなります。
子どもやペットがいる家庭」や「のびのびと暮らしたい人」におすすめです。

  • 自由に子育てをしたい
  • 自由にペットを飼いたい
  • 広い家・庭が欲しい
  • 自転車や自動車を所有したい

戸建ては「建売住宅」と「注文住宅」があり、後者の方が間取りや設備の自由度は高いです。

「建売住宅」とは、間取りや設備が決まっていることがほとんどの住宅のことで、完成後に実際に物件を見て購入を決めることができます。また、完成前に購入を決めることもでき、その場合には内装を選べることがあります。
「注文住宅」とは、自身で間取りや設備などを注文してから建築する住宅のことです。

高山さとみ

いくつも同じようなデザインの家が並んでいる「分譲住宅」は、建売住宅の1つです。住宅が小さな街のようで素敵ですよね!

注文住宅と建売住宅について、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はチェック!

戸建てのメリット

戸建てメリット

建売住宅と注文住宅で異なる面もありますが、ここでは、戸建てならではのメリットを紹介します。

  • 騒音が気になりにくい
  • 居住面積が広い
  • 敷地内を活用できる
  • 自由度が高い

土地の分だけ活用できる戸建てはのびのび過ごしやすいです。

騒音が気になりにくい

戸建ては隣の家との距離が離れている分、騒音が気になりにくいです。
足音や生活音を気にせずに生活できるため、子どもやペットがいる家庭や帰宅時間が遅い場合でも、騒音を配慮するストレスが少なくなります。

近所の生活音が気になりにくいため、洗濯をする時間を気にする必要がないことから、自由な時間に家事をすることもできます。

最低限のマナーの範囲内であれば、近所を気にしなくていいため、のびのびと暮らすことが可能です。

居住面積が広い

戸建ては土地の面積にもよりますが、居住面積が広いことが多いです。間取りや家族構成によっては、子ども部屋だけでなく、家族1人ずつに個室を用意できることも。

2階建てや3階建ての場合は、寝室や仕事部屋などを階で区切ることもでき、来客時にもプライバシーを気にする必要が少なくなります。

居住面積が広いことから、自由に使えるスペースが多くなるため、家族間であってもプライベート空間を確保できます。

敷地内を活用できる

居住スペース以外に、庭や駐車場がある戸建てが多いです。
自転車や自動車を利用する人にとって、駐輪場代や駐車場代を住宅ローンとは別に毎月支払う必要がないため、月々の負担は少なくなります。
自転車や自動車を複数台所有したい場合には、特に大きなメリットです。

庭では、家庭菜園やガーデニングの趣味や、子どもがいる家庭ではプールを気兼ねなく楽しむことができます。

倉庫を設置すると収納スペースが広がり、収納スペースの分、更に居住スペースを広くしたり、室内に持ち込みたくないものを家の外の敷地内で保管することも可能です。

高山さとみ

敷地内であれば、家の外も活用できます!

自由度が高い

戸建ての中でも特に注文住宅では、間取りや設備を自由に決めることができ、自由度が高いです。
窓の位置や大きさ、ダウンフロアやヌックなど、憧れているデザインを実現できる可能性もあります。

また、戸建てはマンションのような管理規約がないため、リフォームしやすいメリットも。

建物は年数を重ねていくと劣化してしまいますが、劣化しない土地を子孫へ譲っていくこともできます。

戸建てのデメリット

戸建てデメリット

メリットが複数ある一方で、戸建てにはデメリットも存在します。

  • 維持管理が必要
  • セキュリティ対策
  • 立地条件が悪い可能性
  • 階段がある

戸建てのデメリットをそれぞれ解説していきます。

維持管理が必要

マンションで支払う「管理費」と「修繕積立金」を支払わなくて済むことはメリットではありますが、経年劣化してしまう外壁や屋根材・シロアリ対策などの費用がかかるため、自分自身でメンテナンス費用の管理をする必要があります。
メンテナンスをせずに放置してしまうと、住宅の劣化や故障の可能性も考えられます。

事前にハウスメーカーや担当者に必要な費用と時期を確認しましょう。

セキュリティ対策

戸建てはマンションに比べて侵入しやすく、オートロックや防犯カメラのセキュリティ面でマンションに劣ります。
防犯カメラやセンサーライト・セキュリティ会社などの導入をする場合、自身で対策する必要があり、費用面でも負担が大きいです。

窓や鍵の閉め忘れに注意し、負担のない範囲でセキュリティ対策を自身で行いましょう。

高山さとみ

住みたい地域の治安を事前に確認することも大切です。

立地条件が悪い可能性

マンションと同じ立地条件の場合、戸建ての方が土地面積が必要な分、高額になりやすいです。
そのため、同じ予算であれば立地条件が悪くなることが多いです。

また、建てられる土地が限られていることから、好立地に戸建てを建てるハードルは高い傾向があります。
駅から遠くなったり、主要駅から外れたりと、立地条件が悪くなる可能性に注意が必要です。

高山さとみ

土地探しはタイミング次第です。

階段がある

基本的に戸建ては2階建てや3階建てとなることが多いです。階段はプライバシーの確保にも役立ちますが、上り下りがデメリットとして挙げられます。

最近では平屋の戸建ても増えてきましたが、限られた土地で広い居住面積を確保するためには、階数を増やすことが多いです。
年齢を重ねていくと、階段の上り下りが大変になり、家庭用エレベーターや車イスの階段昇降機を導入するとなると、高額な費用がかかってしまいます。

また、2階へ洗濯物を干しに行かなければならない間取りであれば、家事動線が不便に感じることもあります。

どちらがおすすめ?

マンション戸建てまとめ

マンションと戸建てのどちらがおすすめなのかは、家庭によってさまざまです。家族の生活スタイルや考え方に合わせて考えてみてください。

高山さとみ

我が家は戸建ての注文住宅を選択しました。
理由は、自分で家事動線の良い間取りを決めて家事が楽になること、のびのびと生活音を気にせずに子育てをしたかったからです。

マンションと戸建てのおすすめポイントを以下でチェックしてみましょう!

マンション戸建て
好立地に住みたい
セキュリティを重視したい
ワンフロアに住みたい
公共交通機関を主に利用する
自由に子育てをしたい
自由にペットを飼いたい
広い家・庭が欲しい
自転車や自動車を所有したい

どちらがあなたにはぴったりだったでしょうか?

マンション・戸建てそれぞれにメリットとデメリットが存在します。
何を優先させたいのかを考え、家庭にもっとも合った選択をしてくださいね♪

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