木造住宅と鉄骨住宅どちらがいい?メリットとデメリットを解説!

木造鉄骨

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マイホームを検討していくと、木造鉄骨造のどちらがいいかと迷うタイミングがある方も多いのではないでしょうか?

高山さとみ

木造や鉄骨造と言われても、最初は違いがわかりませんよね。

筆者も最初は木造と鉄骨の違いがよくわかりませんでした。
工法の違いがわからなければ、ハウスメーカーをしぼることも難しいですよね。

工法によって、家の特徴やコスト・デザインなど、家づくりが大きく変わっていきます。
つまり、工法の違いがわかればその分ハウスメーカー選びがしやすいということです!

この記事は、以下の人向けに解説しています!

  • これからマイホームを検討する人
  • 木造と鉄骨造の特徴を知りたい人
  • 工法を検討している人
高山さとみ

この記事では上記の方向けに、30の社以上のハウスメーカーの資料請求・見学をし、一条工務店に決めた筆者が解説していきます!

ハウスメーカー選びのポイントは、以下の記事で解説しています。

目次

木造住宅とは?

木造住宅とは

木造とは、その名の通り、木材で建てられた住宅のことで、日本では木造が主流です。

神社や仏閣のように、日本では古くから木造が採用されており、数多く古くからの建築物が残っていることもあり、日本の気候に合った構造となっています。

日本の住宅の多くが木造であり、木造を採用しているハウスメーカーや工務店が多くある選択肢がため、ハウスメーカー選びの選択肢が広がります。

木造住宅には、メリット・デメリットがあります。

  • 施工コストが抑えやすい
  • 調湿性があり、高温多湿な日本の気候に合っている
  • 断熱性が高い

木造住宅のメリットは、鉄骨造住宅と比べると住宅のコストが抑えやすいです。
木が調湿してくれることから、日本の気候に合った素材で、断熱性能も高いため、光熱費の面でもメリットがあります。

  • シロアリ対策が必要
  • 法定耐用年数が短い
  • 職人によって仕上がりに差ができることがある

木造住宅はのデメリットは、湿気によって木材が腐朽してしまったり、シロアリの被害に遭ってしまったりする可能性があり、適切なメンテナンスが必要です。
また、鉄骨造住宅に比べると法定耐用年数が短く、職人の技術力に依存します。

高山さとみ

法定耐用年数=家の寿命ではありません。
固定資産を何年で減価償却するか、という基準のことです!

木造の中にも、建築方法に種類があります。

  • 木造軸組工法(在来工法)
  • ツーバイフォー工法(木造軸組壁工法)

同じ木造であっても、大きく分けると上記2つの工法が主に採用されています。

木造軸組工法(在来工法)

日本で主流の工法の木造軸組工法は、在来工法とも言われます。
木材で柱や梁を組み合わせた軸組で建てられる建築工法です。

木造軸組工法は、下記の方におすすめです。

  • 自由な設計をしたい
  • 将来リフォームを考えている

構造上で重要な柱を残しておけば、間取りを変えたり、狭小地や不整形地でも建てやすかったりすることから、設計の自由度が高いです。
設計の自由度が高い分、施工する会社によっては、技術の差が出やすくなります。

ツーバイフォー工法(木造軸組壁工法)

ツーバイフォー工法は、木造軸組壁工法とも言われ、壁で家を支える建築工法です。
アメリカから伝えられた工法で、2インチ×4インチの板材で壁を作ることから、ツーバイフォーと呼ばれることが多いです。
ほかにも、2×6、2×8、2×12、4×4などがあります。

ツーバイフォー工法は、下記の方におすすめです。

  • 家の性能を重視したい
  • 間取りや開口部に大きなこだわりがない

壁の面で家を支えるため、耐震性に優れており、規格化された寸法での施工により職人の技術に左右されないメリットがあります。気密性が高いため、断熱性や遮音性・耐火性にも優れていることもポイントです。

面で家を支えるため制約が多く、設計の自由度が低いこと、開口部の位置や大きさの制限がある可能性があるデメリットがあります。

鉄骨造住宅とは?

鉄骨住宅とは

鉄骨造住宅は、骨組みに鉄骨が使われ、Steelの頭文字から「S造」と言われることもあります。
重量鉄骨と軽量鉄骨に分けられ、前者は主にビルやマンションなどの3階建て以上の建物に使われることが多く、後者は住宅に使われることが多いです。

鉄骨造住宅には、メリットとデメリットがあります。

  • 材料の品質が安定している
  • 職人によって仕上がりに差ができにくい
  • 大空間や大きな窓の採用が可能
  • 火災保険料が安い

鉄骨造住宅のメリットは、工場で鉄材を作り現場で組み立てるため品質が安定しており、職人の技術に左右されにくいところです。
強度のある素材で作られることにより、柱の本数を減らすことができ、大空間や大きな窓を採用することが可能です。
鉄骨造住宅は火災によって燃えにくいため、火災保険料が安くなることもメリットに挙げられます。

  • コストが高くなりやすい
  • 熱伝導率が高く、断熱性能が低い
  • 建物が重いため、土地によっては地盤改良が必要となる場合がある
  • 耐火性・遮音性が低い

鉄骨造住宅のデメリットは、鉄骨自体のコストが高く、熱伝導率が高いため断熱対策が必要となり、住宅の価格が上がりやすいです。
建物の重量を支えるために強固な地盤を必要とすることから、地盤改良が必要な可能性があり、その場合のコストが高額になることが多いです。

高山さとみ

鉄骨造だけでなく、木造であっても土地の状態によっては地盤改良の必要があります。地盤改良が必要かどうかは、地盤調査してみないとわかりません。

鉄骨造住宅は、以下の工法が採用されることが多いです。

  • 軽量鉄骨造(プレハブ工法)

軽量鉄骨造(プレハブ工法)

軽量鉄骨を規格化し、工場で作ったユニットを現場で組み立てる方法で、鉄骨造は基本的にこの工法を採用していることが多いです。
鉄骨は頑丈な素材のため、耐震性・耐久性が高いという特徴があります。

鉄骨造住宅は、下記の人におすすめです。

  • 予算に余裕がある
  • 耐震性を重視したい
  • 大空間で暮らしたい

鉄骨住宅は規格化されていることから、工期が短く、職人の技術に左右されにくいため、住宅の品質が安定しているというメリットがあります。
しかし、規格化されているために、設計の自由度が下がってしまうデメリットもあります。

工法によって家づくりは大きく変わる!

木造鉄骨まとめ

木造住宅、鉄骨住宅それぞれにメリットとデメリットがあることがおわかりいただけたでしょうか?

ハウスメーカーによっては、工法のデメリットを補う工夫をしているため、担当者に確認しましょう!

現在日本では、木造住宅が主流でハウスメーカーの選択肢が多いです。
鉄骨造住宅のハウスメーカーは多くはないため、選択肢は木造に比べて少ないものの、比較がしやすいですね。

工法によってメリットとデメリットは変わってきますが、木造住宅と鉄骨住宅のメリットとデメリットの主なものは以下の通りです。

構造メリットデメリット
木造住宅・施工コストが抑えやすい
・調湿性があり、高温多湿な日本の気候に合っている
・断熱性が高い
・シロアリ対策が必要
・法定耐用年数が短い
・職人によって仕上がりに差ができることがある
鉄骨住宅・材料の品質が安定している
・職人によって仕上がりに差ができにくい
・大空間や大きな窓の採用が可能
・火災保険料が安い
・コストが高くなりやすい
・熱伝導率が高く、断熱性能が低い
・建物が重いため、土地によっては地盤改良が必要となる場合がある
・耐火性・遮音性が低い

木造住宅・鉄骨住宅それぞれの特徴を理解し、あなたやあなたの家族にとってぴったりの工法を考えてみてくださいね!

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